婦人科とどういった場所なのか
最終更新日 2025年6月18日
婦人科は、女性が妊娠した時に行く場所という認識の人が多いです。
そのため、その時以外の症状で行く感覚はあまりないかもしれません。
しかし、月経不順などの生理に関する問題や思春期の悩みの種であるニキビについてなど女性の体を幅広くケアしてくれる場所でもあります。
更年期による心と体の不調まで診察可能
他にも、更年期による心と体の不調まで診察することが可能なので、若い女性だけでなく、年配の女性の悩みまで取り扱っている特徴があります。
生理に関しては、症状が重くて辛かったり、イライラがおさまらなかったりなどで心配な人のケアも行っているので、気軽に診察してみましょう。
また1年に1回は婦人科で検診することで、初期症状が出にくい子宮がんや卵巣がんを早期発見することもできるようになるので、婦人科系の病気にも若いうちから気にかけることが大切です。
婦人科の選び方
婦人科は体のデリケートな部分の診察なので、病院をどうやって選んだらいいか迷います。
しかし、基本的に内科や歯科などの病院選びと同じです。
まずは通える立地であること、通える曜日と時間帯に受診できる病院に行ってみるとよいでしょう。
診察では問診・触診・内診があり、症状によっては検査も行います。
問診では、生理周期・整理日数・最終生理日・初経の年齢・性体験の有無などを聞かれます。
このような答えにくい質問が多くあることが行きにくいと感じる部分かもしれません。
しかし、恥ずかしいからといってあやふやな情報を記入してしまうと、診察に影響が出てしまうので、早く改善するためには正確な情報を記載することが重要です。
女性の医師が常駐している病院を選ぶ
さらに内診では医師が膣内に指を入れて子宮や卵巣の様子を確認するので、女性の医師が常駐している病院を選ぶのも大切な要素です。
デリケートな部位の診察になるので、通い続けるにはそういったところに配慮することで、自分の症状の改善に集中できるようになるでしょう。
生理不順のような症状を改善したい場合、人によって個人差が大きいためすぐ治る人もいれば時間がかかる人もいます。
それは、生活習慣やストレスの溜まりやすさなどが大きく影響する症状だからです。
それに「将来妊娠したいと考えているのか」「すぐに妊娠したいのか」、「妊娠を望まないのか」で治療方針が変わります。
そのため、内科や歯科などに比べ、医師に自分の気持ちを伝えて治療方法を見つけていく形になるので、医師との相性が重要になります。
まとめ
婦人科に通おうと考えている人は、あらかじめ自分がどうしていきたいのか考えをまとめておくとスムーズに進めることができるでしょう。