飲みやすい青汁とは?
最終更新日 2025年6月18日
青汁と言うと「不味い、もう一杯」というフレーズを思い浮かべる人が多く、実際これまでのものの大半はお世辞にも美味しいと言えるようなものではありませんでした。
原料となる野菜を絞って得られた汁を粉末にしたものなのですから青臭さはありましたし、苦みも強かったために飲みづらいと感じる人が多かったのです。
ただ最近では、そうした飲みづらさを緩和して飲みやすくした青汁というものもかなり増えてきています。
では具体的にはどういったものだと飲みやすいと言えるのかと言うと、まず挙げられるのは大麦若葉を主原料とした青汁でしょう。
最も苦く飲みづらいとされていたのはケールというヨーロッパ原産の野菜を原料としたものでしたが、大麦若葉は日本人の生活にも比較的なじみがある大麦の若葉を原料としたものです。
ケールと比べると青臭さや苦みがマイルドになっているため、この大麦若葉を主原料としたものであればとりあえず飲みやすい部類に入ると言って良いでしょう。
一応ケール、大麦若葉の他には明日葉という野菜を原料にしたものもあり、これもケールよりは飲みやすいと評判です。
またこうした原料から飲みやすいものを見つけていく方法のほかにも、飲み方そのものを変えてしまうといった方法もお勧めできます。
通常の青汁は水に溶いて飲むことを想定していますが、これは最も普通の飲み方として紹介されているだけです。
よほどおかしなものと合わせるのでなければ何で溶いて飲んでも良いのですから、例えば牛乳と割って飲むという方法もあるでしょう。
牛乳に青汁の粉末を溶くと抹茶牛乳のような風味になると評判があり、そこに蜂蜜などの甘みをプラスしていけばかなり飲みやすくなります。
また野菜ジュースやフルーツジュースと合わせてよりヘルシーに楽しむといった人も多いため、こうした方法も十分おすすめできます。
ただ野菜ジュースには少々注意もあり、ニンジンを原料としている野菜ジュースに関してはあまり使わない方が良いでしょう。
それ単独で飲むのであれば構いませんが、ニンジンが持っている酵素は青汁に含まれているビタミンを破壊してしまうことがあります。
破壊されたビタミンは吸収効率が落ちる上に吸収された時の効果も著しくダウンしてしまいますから、野菜ジュースに合わせるのであればニンジンを含まないものがベストです。
これはそれぞれの野菜ジュースの原材料表記を見れば確認できますから、こういった点を確認の上で買うようにしましょう。