注文住宅は何から始める?
最終更新日 2025年6月18日
1,理想の暮らしをイメージして具体的に考える
注文住宅で自分たち家族の家を建てたいと考えているとき、最初に何をしたらいいのでしょうか。
まずポイントになるのが、どのような家がいいのかイメージを膨らませるという点です。
そもそも注文住宅のメリットの1つに、間取りなどを自分たちのこだわりのもとに決められるという点があげられます。
ですがどのようなこだわりがあるのか整理できていなければ、完成してから後悔するリスクが高くなります。
後悔するリスクを下げるためにも、最初にイメージを作ったうえで計画を立てることが大切です。
イメージを膨らませるためには、どのような選択肢があるのか施工例を参考にするのも1つの手です。
住宅展示場やオープンハウスなどへ実際に行ってみることで、どのような間取りの例が考えられるのかイメージを作っていけます。
同じような家族構成だとしても、具体的にどのような暮らしが理想なのかという点は家族によって異なります。
まずは理想の暮らしについて、例をみながら具体的に考えていくようにしましょう。
実際に考えていくときには、どのような点にこだわりたいのかチェックしていくのも選択肢の1つです。
家族のだんらんを大事にしたいと考えているのであれば、リビングのスペースを広くとることも可能です。
一方でゆっくりと日々の疲れがとれるように、浴室のスペースにこだわる方も多くいます。
また家族でもプライベートの時間を大事にするために、寝室にこだわることもできます。
さまざまなアプローチ方法で考えていくことができるので、何にこだわりたいのか考えて注文住宅について考えていくようにしましょう。
2,予算を具体化しローン計画を行う
注文住宅で間取りを自由に決められるといっても、専門的な知識が必要なわけではありません。
プロの方に要望を伝えていくことで、一緒に考えていくことが可能です。
リビングの広さやキッチンに対するこだわりなどを1つずつ伝えていって、自分たちの理想に近づけていくことが大切です。
また家つくりを考えるうえで無理できない問題の1つが、お金に関する項目です。
無限にお金を使えるわけではないので、実際に家をつくるうえでは予算の範囲内でどのようなこだわりが実現できるのか考えていくことが欠かせません。
予算内で検討するために、最初にどのくらいのお金が使えるのかチェックしておくことも大切です。
実際に家を建てるとき、多くの方は住宅ローンを利用して予算を確保しています。
ここでポイントになるのが、住宅ローンを利用するとしたらどのくらいの額が借りられるのかという点です。
借りられる額に関しては、個人の収入や借入状況さらには用意できる頭金の額などの点によっても異なります。
そこで金融機関でシミュレーションを利用して、自分が借入できる額の目安を知りましょう。
借りられる額から予算を決定して、どのようなプランが検討できるかチェックしていくのも1つの手です。
また予算について考えていく場合、使えるお金のギリギリまで使用しても問題ないと思っている方もいるでしょう。
ですが貯金をギリギリまで使用するのではなく、余裕を持って予算を検討することも忘れてはいけません。
実際に注文住宅が完成したら、引越しや新しい家具や家電を購入するなどの点でお金がかかります。
さらに貯金のほとんどを頭金に使ってしまうと、病気や怪我などになったときの備えがなくなります。
子供がいる家庭は教育費や習い事でお金がかかることもあるので、余裕のある資金計画が欠かせません。
3,依頼する業者選びが重要な選択
注文住宅について考えていくときには、どのような業者を利用するかもポイントの1つです。
家作りに関わっているハウスメーカーなどには多くの選択肢があります。
実際にどのような業者を利用するのかという点によっても、目指す家作りの方向性には違いが見られます。
同じ一戸建てでも、木造住宅に強みを持っているところもあれば鉄筋コンクリート造にこだわる業者もあります。
業者ごとの特徴を比較したうえで、自分たちと相性の良さそうなところを選ぶことが欠かせません。
では自分たちと相性の良さそうな住宅メーカーを選ぶためには、どのような点に気をつけたらいいのでしょうか。
そのための方法の1つに、住宅展示場やオープンハウスの利用があげられます。
住宅展示場には、業者ごとのこだわりポイントが伝わるような仕組みが用意されています。
そのような場でどのような点にこだわっているのか知ることで、自分たちの家作りを安心して任せられる業者なのか判断できます。
業者との相性がよくても、担当者との相性が悪ければチェンジしてもらうことも可能です。
自分たちにとっては一生に一度の可能性が高い家作りです。
そのような機会だからこそ、担当者が合わないと感じたらチェンジしてもらうことも大切です。
担当者との相性が悪いと中途半端な点で妥協してしまって、完成してから後悔する確率が高くなります。
後悔を防ぐためにも、1つずつのポイントで納得できるようにしていきましょう。