アウトドアキャンプで人気のアイパーのポータブル電源について
最終更新日 2025年6月18日
新型コロナウイルスの蔓延で、緊急事態宣言がなされて宿泊を伴う旅行や混雑が予想されるアミューズメントパークや、音楽ライブや室内で楽しむカラオケや外食など週末に楽しめていた娯楽を気軽に楽しめなくなりました。
その結果屋外で行えるアウトドアキャンプのブームが到来して、急速に楽しむ人が増えました。
ベテランキャンパーの中には、自然を満喫するためにデジタル機器や便利グッズを一切使わないで、火起こしまで原始的な方法で行う人も存在します。
そんな筋金入りの自然志向の人もいますが、気軽に楽しめるキャンパーの中には、家庭で楽しめる音楽プレイヤーやテレビやゲーム機を持って行って、LEDの明かりを付けて楽しむグランピングを行う人もいます。
2018年に設立したAiper
そういった大量の電力を使うグランピングを楽しむユーザーには、ガソリンを使う発電機を持って行く本格派の人もいれば、気軽に持ち歩けるポータブルバッテリーを持って行く人も存在します。
そんなポータブル電源の需要を見越して、海外のアウトドアブランドも日本法人を作って販売を始めてます。
その中の一つが2018年に設立したアイパー(Aiper)で、ロサンゼルスと東京と深センと香港とシンガポールにオフィスを構えてポータブル電源を販売し始めました。
Aiperの製品は全てグローバルスタンダードなので、どこの国でも問題ない製品として販売されました。
日本国内でAiperが販売するポータブル電源のラインナップは、定格出力150Wで容量45000mAhのFLASHと定格出力300Wで容量86400mAhのDAYWALKERと、定格出力500Wで容量150000mAhのELECTROと定格出力800Wで容量201600mAhのELECTROPLUSの全4モデルが発売しました。
日本国内でアウトドアキャンプブームが起きたのはコロナが流行する前で、その当時はポータブルバッテリーと言えば、キャンプで使うよりは地震や自然災害の起きた地域での使用をイメージされましたが、コロナによる急激なアウトドアキャンプブームで一気に盛り上がり、需要が増えました。
その結果様々なメーカーでもポータブルバッテリーが売り出されましたが、その中でもAiperには優れた特徴があります。
Aiperの特徴
グローバルスタンダードを自負するだけあって、ACやDCやUSBなど多彩な出力端子を備えていて、身近なスマートホンやタブレットやノートPCなどのモバイル機器だけでなく、家庭用の扇風機や冷蔵庫やTVや据え置きゲーム機などの家電を利用可能となってます。
他社でも単に端子が付いていて使えるものがありますが、Aiperが優れているのは家庭用電力に近い安定した正弦波を使っている点にあります。
国産メーカーのほとんどや他社の製品はこの正弦波を使っていない商品が多く、ノートパソコンなどの精密機器を使ったら電源が不安定になって、途中で電力の供給が乱れてフリーズしたり故障の原因になります。
その点Aiperは、正弦波を使っているのでまるで家庭のコンセントに挿してノートパスコンを使うのと同じように安心して使用できます。
他にも優れた機能が付いていて、バッテリーの残量や各種出力の状況が本体からモニタリングできる大型のLCDディスプレイが付いています。
今現在の使い方でどの程度充電せずに持つのかが一目で確認出来て、使用量を調整して計画を立てやすくなってます。
Aiperの安全面について
さらにこういったバッテリーで怖いのが、充電し続けると過充電を起こして劣化する事ですが、それに対するセーフティ機能でキャパシティを越えた分の電力を放電できます。
だからうっかり充電しすぎても本体に負担を掛ける事が無いので、うっかり者の人でも安心して使えます。
こういった屋外で使うポータブルバッテリーで怖いのは、急に雨が降って来て接続部分が水で漏電して機器がショートして壊れる事です。
その対策も全機種にしっかりと搭載されていて、接続デバイスを保護する安全保護機能のBMSシステムが作動して、ショートを未然に防いでくれます。
だから雨に濡れる危険性がある屋外環境や、川やプールなどの水辺のリゾートでも安心してガンガン使用する事ができます。
但しスマートホンやノートパソコンの本体は、防水加工していないと雨に当たると壊れてしまうので注意が必要です。
外装に使われている材質は、軽量化されたABS樹脂と耐衝撃性と耐熱性と難燃性を兼ね備えたポリカーボネート素材の組合せで出来ています。
だから少々乱暴に扱ったり、キャンプのコンロの側に置いて置いても燃えないので、安心してアウトドアキャンプで使用できます。
まとめ
本体の大きさの割に軽量で、持ち運び用のキャリングハンドルも付いているので、車から離れた河原や草原や森林や砂浜などに運んでいってそこで使うのにも適しています。
デザイン性にも優れているためドイツなどの海外で、デザイン賞を受賞して実績もあり、見た目のセンスも優れてます。