本格的な美味しい餃子を作るコツ
最終更新日 2025年6月18日
作るのが難しい餃子
美味しい餃子を食べたいと思って張り切って作ったら、皮がボロボロで中の具材がポロポロ落ちてしまったとなると、悲しいものです。
フライパンにくっついてしまい、無理に剥がしたら半分にちぎれてしまってテンションダウンというのもよくあることです。
お店でプロが焼いている姿を見るととても簡単そうに見えますが、実際に自分で自宅で作ろうとすると失敗してしまうことが多いものです。
手作り餃子をプロ顔負けの美味しさに仕上げるには、中身、包み方、焼き方にコツがあります。
まず、あん(中身)を美味しく作るには、肉の混ぜ方がポイントです。
最初にひき肉と塩をひとつまみ入れたら、肉が白くなるまでしっかり練り混ぜます。
ハンバーグを作るときにもひき肉を練りますが、これは肉の成分であるタンパク質が、しっかり練ることで粘着力が高まるからです。
ここをしっかりやっておけば、加熱した後は一つに固まるのでバラバラになりません。
塩は味をつけるだけではなく、肉のタンパク質を固める働きもあります。
この後他の具材のキャベツやシイタケ、ニラなどのみじん切りを入れますが、この時は肉のように練り込まずにさっくりと全体を混ぜる程度にします。
包み方のコツは、皮にあんをのせるときに、しっかり押し付けるようにすることです。
ナイフやバターナイフを使って、空気を抜くようにしながら押さえつけます。
包むときには皮の真ん中を押さえて、両端から空気を抜きながら押さえます。
皮の端にあらかじめ刷毛で水を塗っておくと包むときにくっつきやすくなります。
和商コーポレーションのように美味しく焼くには?
焼き方は、一番難しいポイントです。
和商コーポレーションの餃子のように美味しく焼くには、ポイントがあります。
餃子は加熱すると膨らむので、最初にフライパンに餃子を置くときに間を十分に開けておくようにします。
ピッタリくっつけてしまうと、お互いがくっついて取れなくなってしまいます。
あとは中火にしてお湯を入れます。
水ではなくお湯を入れるのは、小麦である皮が水を吸収してふやけて型崩れを起こすからです。
お湯を餃子の半分くらいまで入れたら、蓋をして4分経ったら残りのお湯を捨てます。
油を上から回し入れて、キツネ色になってフライパンを揺するだけで動くようになったら完成です。
羽根つきにしたい場合は、羽の材料をまず用意します。
小麦:お湯=1:20の割合で用意して、一度室温まで下げます。
フライパンで焼くときに並べたら、羽の材料の小麦液を入れて蓋をして7分蒸し焼きにします。
羽の部分がきつね色になったら完成です。