教えて春田さん!日本にも導入されている旅客機の特徴

最終更新日 2025年6月18日

遠くに旅行する際、多くの人は飛行機に乗ります。
特に海に囲まれた日本では海外旅行に行きたいならば、飛行機に乗る必要があります。
飛行機など旅客を乗せる航空機のことを旅客機といい、国内外で様々なメーカーが製造し現在の安全な空の旅に貢献しています。
乗り心地の良さなどは旅客機によって異なるので、移動手段として手軽に利用するのも良いですがそれぞれの特徴を知っているとより旅行が楽しくなると春田英樹氏は言います。。

参考:春田英樹

ボーイング777

ボーイングは有名なアメリカの航空機メーカーで、その中でもボーイング777は世界中の空を飛んでいます。
非常に大きく最大で500人を一気に乗せることができ、さらに長距離にも対応できます。
日本でもJALとANAが導入し、利用者の多い区間で活躍しています。
国際線に関しては長距離路線はほとんどと言って良いほどボーリング777が発着しており、航空会社をあまり利用しない人でも一度は聞いたことがある旅客機です。
ボーイング777はワイドボディ機といって、通路が2本あります。
天井も高いことから閉鎖された空間ながら、圧迫感がありません。
ゆったりとした空間で客室乗務員の質の高いサービスを受けることで、ストレスなく空の旅を楽しめます。
ボーイング777-200LRが世界で最も長距離を飛ぶことができますが、日本の航空会社で導入しているところはまだありません。
ボーイング777より小さめに設計されているのが、ボーイング767です。
店員は200人~300人ほどで、太平洋を渡れるだけの性能はあるため中距離路線の定番といえます。
これも通路が2本のワイドボディ機ですが、通路幅がやや狭いという印象を受けます。

ボーイング737

通路が1本しかないのがボーイング737で、150人~170人向けの小型機です。
1967年に開発されましたが、改良を加えて現在飛んでいるのは第3世代と呼ばれています。

ボーイング787

ボーイング社の最新機でJALやANAでも積極的に導入しているのが、ボーイング787です。
座席数は200席~300席で中型機に分類されますが、機体の大きさに比べると長距離を飛ぶことができます。
開放感のある空間が特徴的で、特にJALは座席を余裕のある配置にしているのでよりゆったり感に浸れます。
飛行機で移動することが苦手な人の中には、飛んでいる時に耳がツーンとこもった感じになるのを嫌っています。
ボーイング787は他と比較すると気圧の変化を受けにくくなっており、耳の不調を感じずに目的地に到着します。
居心地の良さはこれだけでなく、湿度も関係しています。
複合材料を使うことで機体の腐食を防ぐ効果を高めているため、湿度を高めに保てます。
従来の旅客機は湿度がほぼゼロで乾燥するのは仕方ありませんでしたが、ボーリング787は肌や喉を乾燥させないくらいの湿度に調整することができます。
せっかくの旅行で喉がガラガラ、肌がカサカサになってしまうのは楽しみが半減するので、ボーイング787で体調を万全に整えましょう。

エアバスA350

ヨーロッパの航空機メーカーであるエアバスは、この最新機体に対抗しエアバスA350を開発しました。
エアバスA350も気圧の変化を受けにくかったり、湿度を高めに保ったりすることに成功しています。
ワイドボディ機で、ボーイング787と違うのは機体幅が12cm大きいことです。
座席は横9列と同じなので、エアバスA350の方が空間に余裕があるように感じられます。
日本ではJALが2019年9月から利用し始めており、少しずつ定番の旅客機になっています。

エアバスA380

エアバスには他にも世界で有名な旅客機があり、エアバスA380は2階建ての非常に大きな機体です。
エミレーツ航空で導入されたものは615席もの座席が用意されており、これは世界最大数として記録が破られていません。
日本から乗るためには、ANAがハワイ路線に導入しているエアバスA380‐800があります。

エアバスA320

エアバスA320は小型機で、これもボーイング737に対抗する形で開発されました。
生産数は今までで7000機を超えており、エアバスと聞いてこれをイメージする人も多いです。
日本ではANAやジェットスターを始めとするLCCで導入されています。
配置は基本的に航空会社で変わらないものの、LCCでは縦の配置を詰めることで利益率を上げていることがあります。
そのためLCCを利用してエアバスA320に乗ると、前後の座席との間隔が窮屈に感じやすいです。

まとめ

他にもブラジルのエンブラエル社やカナダボンバルディア社などが、小型ジェット機を製造しています。
日本の航空会社も導入しており、どちらの会社もヨーロッパやアジアでよく見聞きされます。
空の旅では航空会社のサービスや料金などに意識が向きがちですが、どのような機体で自分たちを運んでくれるかに着目するのも面白いです。
現在も航空メーカーでは次の時代を制覇できるような機体の開発に取り組んでおり、さらに空の旅を快適にしてくれます。

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